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ホンダ、先進安全運転システムを開発…新型レジェンドに搭載へ



歩行者検出システムのイメージ図。ミリ波レーダーによる検出と単眼カメラからの映像を画像解析し、歩行者を検出する。(写真=本田技研工業株式会社)

ホンダが先進安全運転支援システムを開発し、年内発売予定のフラッグシップセダン、新型「レジェンド」に搭載すると発表した。かつて先代レジェンドで他社に先駆けて高度な安全運転支援システムを採用したホンダ。今回も新型「レジェンド」で、他社よりも一歩進んだ機能を盛り込む。

今回、ホンダが新型「レジェンド」で装備するシステムは、ミリ波レーダーによる障害物の検出と単眼カメラで撮影した画像を解析することで事故の危険性を判別するもので、仕組みの上では従来と大きな変化はない。しかし、ミリ波レーダーの性能向上と画像解析技術の高度化によって、これまでは難しかった歩行者の検出を可能にし、さらに危険度に応じてブレーキやステアリングを自動で制御する仕組みを取り入れた。歩行者との事故を回避することを目的にステアリングの自動制御までを市販車に取り入れるのは世界でも初の試みだという。

ミリ波レーダーは、高周波数のマイクロ波を照射して対象物からの反射時間に応じて衝突の危険性を判別する。鉄の外板でできている自動車と異なり、歩行者は電波の反射率が低いため、ミリ波レーダーでの歩行者の検出は困難だった。ホンダが新型「レジェンド」で採用するシステムでは、このミリ波レーダーを改良するとともに、単眼カメラで撮影した映像から自動車や歩行者のシルエットなどを抽出、ミリ波レーダーの検出結果と照らし合わせることで、車両前方60メートル先の距離にある物体の属性や大きさなどを識別できるようにした。仮に自車の走行路上に歩行者を検出した場合、危険性に応じてドライバーへの音と画面表示で警告を行い、さらに自動でステアリングを回避方向に動かしたり、自動でブレーキをかけるなどして事故を回避する。

このほかに新型「レジェンド」が搭載する先進安全運転支援システムでは、道路標識を検知して画面表示することで注意喚起する機能やペダルの踏み間違いによる誤発進の抑制機能、信号待ちなどでの先行車が発進したときにお知らせする機能などが搭載される予定となっている。

(2014年10月28日 編集部 徳永智)

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