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事故を未然に防ぐ「先進安全車」…8メーカー26車種が認定



予防安全性能アセスメントで評価基準を上回った車種に貼付が認められる「先進安全車」の認定マーク。より高いポイントを獲得した車種には「+(プラス)」の認定マークの貼付が認められる。(画像=独立行政法人自動車事故対策機構)

今年度からスタートした国の予防安全性能アセスメントで、8メーカー26車種の自動車が、死亡・重傷事故を少なく出来る効果を有する「先進安全車」として認定を受けた。

「先進安全車」とは、国が実施している自動車アセスメント(JNCAP)で今年度から盛り込まれた予防安全性能評価で基準以上の評価を得たものに対して認定するもの。今年度は自動ブレーキ(対車両)と車線逸脱警戒を評価対象とした。

自動ブレーキは、前走車に見立てたバルーンをつかい、テスト車が停車もしくは減速した前走車との衝突の危険を検知し、警報や自動ブレーキを作動させるタイミングを計測するもの。自動ブレーキは、主にレーダーを使うタイプと、カメラからの映像を画像解析するタイプ、レーダーとカメラとを併用するタイプの3種類に分けられるが、これら多様なシステムの得手不得手を網羅するために最大で34条件の試験を行って衝突時の速度低減率を算出し、実際の事故形態に応じた事故・被害低減効果をポイントとして算出する。

車線逸脱警戒は、テスト車を一定の速度で車線に近づけて、測定区間における警報の有無を確認するもの。車線逸脱警戒は、カメラからの映像による画像解析で車線を検出することから、現時点では、概ねシステムの作動速度は時速60km以上となっている。評価テストでは、より低速からシステムが機能する場合に加点するなどしてポイントを算出した。

評価ポイントは、自動ブレーキが上限32点、車線逸脱警戒を上限8点の合計40点を上限として、2点以上の場合は、基準をクリアしたものとして「先進安全車」として認定するものとした。今年度の評価テストでは、レクサス「LS」、日産「スカイライン」、スバル「レヴォーグ」の3メーカー各1車種が上限となる40点を獲得したほか、残る23車種いずれも評価基準の2点を上回り、全車種が「先進安全車」の認定を受けた。テスト対象となった車種のポイント得点は、独立行政法人自動車事故対策機構のホームページで参照することができる。

(2014年10月23日 編集部 徳永智)

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