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路面電車と車車間通信で連携…広島で実証実験



実証実験に参加する広島電鉄の路面電車とマツダのASV車両。(写真=マツダ株式会社)

次世代のLRT導入が進むなど、高齢化社会・環境保全時代における公共交通として路面電車の役割が再認識されている。一方で、路面電車は軌道を道路上に設置して走行空間を自動車と共有することが多く、自動車との事故をどのように防ぐかが課題ともされる。この課題をITSによって解決するための実証実験が広島で行われる。

東京大学とマツダ、広島電鉄、広島市、(独)交通安全環境研究所は、来月中旬に開催されるITS世界会議にあわせて、広島市内で車車間通信を活用した路面電車と自動車との事故防止システムのデモンストレーションを実施する。このような取り組みは世界でも初めてという。

車車間通信用の700MHz帯の電波を使い、専用車載器により、路面電車と自動車双方に、互いの存在を知らせたり、衝突の危険が生じた場合には警告を発する。例えば、後方から路面電車が接近しているときに自動車が軌道を横切って右折しようとする。このとき、自動車のドライバーに対しては、車載器によって路面電車が後方から接近している旨の注意喚起が行われる。同様に、路面電車の運転士に対しては、車載器によって前方の自動車が右折する旨の注意喚起が行われる。

実験は10月20日・21日の二日間行われる予定で、システムの効果検証を通して、実用化に向けた評価を行う。

(2013年9月 4日 編集部 徳永智)

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