この記事をソーシャルブックマークに追加する
この記事をはてなブックマークに登録する この記事を Yahoo!ブックマークに登録する この記事を del.icio.us に追加する この記事を livedoor クリップに追加する Buzzurl newsing it!

2012年の交通事故死者数は4411人…12年連続減少、重大交通事故は続発


警察庁は5日、2012年中の交通事故死者数(事故発生後24時間以内死者数)を発表した。昨年から201人減少して、4411人だった。交通事故による死者数が前年を下回ったのは、2001年から12年間連続となる。

交通事故の発生件数は66万4907件で、昨年に比べて約3万件の減少。負傷者数は82万4539人で、昨年に比べて約3万人減少した。

交通事故死者数が最も多い都道府県は愛知県の235人。ついで北海道の200人、埼玉県の200人、東京都の183人、大阪府の182人。最も少ない都道府県は、鳥取県の30人だった。

年齢構成別では、交通事故死者数4411人のうち65歳以上の高齢者は半数以上の2264人を占めた。

* * *

昨年は、春に悲惨な重大事故が多発し、国や自治体で対策が求められることになった。

事故はいずれも4月に起きた。京都では、京都市と亀岡市で、ともに乗用車が暴走し、歩行者をはねて死者を出す事故が起きた。

京都市で発生した暴走事故では、狭い路地を猛スピードで乗用車が暴走し、歩行者らを次々とはねた。7人が亡くなり、12人が重軽傷を負ったほか、運転手も電柱に衝突して死亡した。暴走の要因はまだ判明していないが、運転手が持病の申告をせずに免許証を取得していたことが問題視され、国は免許取得時の虚偽申告に罰則を設ける法令改正を検討している。

亀岡市で起きた居眠り運転による事故では、集団登校中の小学生と保護者の3人が亡くなった。この事故を受けて、地元警察と学校、PTAが協力して通学路の安全を確認する緊急合同点検が全国で実施された。

ゴールデンウィーク中の4月末には関越自動車道で高速ツアーバスの事故が発生。この事故では乗客7人が亡くなり、運転手を含む39人が重軽傷を負った。事故原因は運転手の過労による居眠り運転だった。事故を受け、国は高速ツアーバスに対する対策を予定よりも前倒して規制強化に乗り出した。

(2013年1月 7日 編集部 徳永智)

Copyright (C) 2015 JAFMATE Co. Ltd. All rights reserved.