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国内自動車メーカー、市販車に先進安全装備を搭載へ


国内自動車メーカーの間で、年内に発売する新型車に衝突防止装置などの先進安全装備を対応させる動きが進んでいる。

三菱自動車は、車間維持と衝突防止、車線逸脱警報システムなどに対応した「e-Assist(イーアシスト)」を開発、10月に発売する新型アウトランダーに搭載する。また、マツダも同様のシステムとして「i-ACTIVSENSE(アイアクティブセンス)」を開発、年内発売予定の新型アテンザに搭載する。三菱、マツダ両社ともに、低速・高速の両方で対応したシステムを市販車に搭載するのは初めて。

また、この分野で先行しているスバルは、画像方式による「i-Sight(アイサイト)」の対応車種を拡大させている。10月に発売する「インプレッサ VX」には、発売当初よりアイサイト対応グレードを設定。これにより、同社が販売する普通乗用車12モデルのうち、半数の6モデルがアイサイトに対応した。

これらの先進安全装備には低価格化の傾向が出てきている。スバルのアイサイトは、カメラだけで処理を行うこともあり、1台約10万円という低価格が魅力だったが、三菱が新型アウトランダーに搭載するイーアシストは、カメラとミリ波レーダーを併用する従来方式にも関わらず、スバル同様に約10万円の価格設定を予定している。先進安全装備に対する消費者の認知が進んでいることを背景に、自動車メーカーにとっては需要の落ち込みに対して装備面で魅力を高める狙いもありそうだ。

国内自動車メーカーの間で先進安全装備への対応が進んでいるのは、積極的な活用を国が後押しする動きを見せていることも関係している。国は、クルーズコントロールと衝突防止をかねる装備である車間・車速維持システム(ACC)の普及を後押しするために渋滞対策への応用を検討している。今年度からITSと連携した高速道路上での実証実験にも乗り出しており、効果が認められれば、ACCを活用した新しい運転支援サービスをスタートさせ、ACCの普及を後押ししたい考え。

(2012年10月 9日 編集部 徳永智)

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