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交通事故のコストは年間3兆円以上 損保協会が試算


(社)日本損害保険協会は、自動車保険データからみた交通事故の実態調査結果を発表した。それによると、昨年度(2008年4月から2009年3月)に発生した交通事故による人身損失額と物的損失額は、合計すると3兆2830億円。依然として交通事故が社会に対して大きな経済的損失を与えていることが、同協会の推計により明らかとなった。

調査では、人身損失額について、被害者の治療費、逸失利益、慰謝料等、保険金として支払われた額を、物的損失額については保険金データを活用し、これに保険の普及率等をもとに共済により支払われた事故、ひき逃げや無保険などによる救済のための政府保障事業により支払われた事故等を推計して算出。昨年度の全国における交通事故で発生した経済的損失を金額で推計した。額は、人身損失額が1兆5306億円、物的損失額が1兆7524億円で、合計3兆2830億円となった。

これらはいずれも交通事故にかかわる直接的な損失額に限っており、救急搬送や警察の事故処理などの行政コストや、交通渋滞による経済損失、企業の損失など間接的な損失は含んでいない。内閣府が平成16年に試算した際には、直接的な損失額を含む総コストで6兆7450億円と試算しており、間接的なコストを考慮した場合の交通事故のコストは、さらに大きなものとなる。

(2010年5月 6日 eJAFMATE編集部 徳永智)

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