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ガソリン価格の値下がり続く…原油値下がりも円安で相殺


ガソリン価格が今夏の高停まりから一転、値下がりを続けている。資源エネルギー庁が発表した12月1日調査時点でのガソリン小売価格(全国平均)は、レギュラーが157.4円、ハイオクが168.2円だった。レギュラーガソリンの価格は、7月第三週の169.9円から20週連続の値下がり。

ガソリン価格の値下がりは、国際商品先物市場での原油価格の下落によるもの。北米で新しい産油方式によるシュールオイルの供給が増えるなか、中東・アフリカの産油国を中心に組織している石油輸出国機構(OPEC)が原油生産量の維持を決めたことで供給過剰が意識され、価格が下落している。原油価格は、今夏のピークから4割弱も下落している。

ただ、残念ながら原油価格の大きな下落ほどに、ガソリン価格の値下がりは期待できなそうだ。原油価格が小売り価格に反映されるのには若干のタイムラグがあるので、もう一段の値下がり余地はあるものの、一方で最近の急速な円安によって輸入価格が上昇し、原油価格の下落と相殺されてしまうからだ。今夏に原油価格が下落を始めるのと同時に、国の緩和政策によって為替も米ドル円で約2割の円安となっている。

レギュラーガソリンの価格は、今後、150円台で値下がりを続け、年末年始の帰省シーズンは、もう少しお財布に優しい価格に落ち着いていそうだ。

(2014年12月 4日 編集部 徳永智)

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