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ニスモ「Nissan ZEOD RC」をお披露目



右からテストドライバーのクルム選手、ニスモの宮谷社長、日産モータースポーツ部門ディレクターのボウルビー氏とコックス氏。

10月18日から3日間の日程で富士スピードウェイで開催されるWEC日本・富士6時間耐久レース。このレースでデモ走行が予定されている日産のプロトタイプ・レーシングカー「Nissan ZEOD RC(ニッサン・ゼオド・アールシー)」がお披露目された。

ゼオドRCは、日産が電気自動車「リーフ」で培った電動化技術と、グローバルなモータースポーツ活動で培ったノウハウを融合して開発されたモデル。将来のLMP1カテゴリへの復帰を見据えたモデルで、来年のル・マン24時間耐久レースでデビューを果たす予定となっている。高性能の電気モーターと大容量のリチウムイオンバッテリー、それに走行・充電にも利用可能なターボエンジンを搭載した。ボディデザインは、デルタウイングプロジェクトでの成果を踏襲。幅広のリアにスリム化したフロントノーズで、極限まで空気抵抗を軽減させた。車重はわずか600kg台。最高速度は、前モデルのリーフRCの150km/hを大きく上回る300km/h以上。富士耐久レースでは、3日間、デモ走行をお披露目する。

デモ走行を翌日に控えた17日に、横浜のニスモ本社でゼオドRCをお披露目した同社の宮谷社長は、英国での調整が間に合わず、富士でのデモ走行ではフルスピードでの走行を断念したことを発表。デモ走行を楽しみにしているファンには残念なお知らせだが「それだけチャレンジングな取り組みを行っていることの証とご理解いただきたい」と述べ、電動マシンの困難さを示唆するとともに、日産・ニスモとして、電動化への取り組みを今後も強力に進めていく意思を明らかにした。

プレス発表会には、ゼオドRCの開発陣とともに、テストドライバーとして富士でハンドルを握るミハエル・クルム選手も来場。ドライバーとしては、これまでのエンジン・マシンとは全く違うレスポンスの良さがやはり一番気になる特徴であることを明かした。デモ走行では、フルスピードこそ見られないものの、超軽量で高トルクの電動マシンならでは瞬発力を見せてくれそうだ。

(2013年10月17日 編集部 徳永智)

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