この記事をソーシャルブックマークに追加する
この記事をはてなブックマークに登録する この記事を Yahoo!ブックマークに登録する この記事を del.icio.us に追加する この記事を livedoor クリップに追加する Buzzurl newsing it!

自動隊列走行が可能な大型トラックを開発(1)



茨城県つくば市にあるNEDOの実験コースで自動隊列走行を披露する4台の大型トラック実験車両。

(独)新エネルギー・産業技術開発機構(NEDO)が、高速道路などで大型トラックが自動で隊列走行できる技術を開発し、国内自動車メーカーの協力を得て製作した実験車両によるデモ走行を行った。デモ走行では、80km/h以上の高速域で車間4メートルという至近距離による隊列走行を自動で編成し、安全に走行できることが示された。

大型トラックの隊列走行は、前走車を風よけとすることで後続車の燃費が向上する省エネ効果のほか、自動運転によるドライバーの疲労軽減や安全性向上などの効果が見込める。しかし、自動操舵システムや車間距離の制御など、高度な技術開発が必要であることから、2008年から国による開発プロジェクトとして立ち上げられ、今日まで国内の自動車メーカーや電気・機械メーカー、大学、研究機関によるオールジャパンの体制で開発が進められてきた。今回のテスト走行は開発プロジェクトの最終成果を確認するために行われたもの。2月25日、茨城県つくば市にあるNEDOの実験コースで、25トンクラスの大型トラック計4台の実験車両によるデモ走行が行われた。

テストコースに並んだ4台の実験車両が順々に出発。助手席に設置されたモニターで自動隊列走行モードを選択すると、車車間通信や画像認識技術でそれぞれの車両が相互に車両を認識して自動で隊列を編成、一定の車間距離を維持しながら走行する。設定速度は高速道路での走行を想定した80km/hで、先頭車が加減速したり車線変更をしても、後続の3台はピタリとあわせて“カルガモ”の列のように走行する。先頭車も含めて自動運転に対応しており、デモ走行ではペダルやハンドルの操作をいっさいドライバーが触れずに安全に隊列走行できることを示した。

→(2)に続く

(2013年3月 7日 編集部 徳永智)

Copyright (C) 2014 JAFMATE Co. Ltd. All rights reserved.