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ボルボ、市街地での自動追従システムを実証テストへ



欧州でスタートした公道における自動追従システム実証テストの様子。テストの様子はYouTubeで映像が公開されている。(写真=ボルボ・カーズ・ジャパン)

世界各国の都市部で慢性化している交通渋滞。渋滞によるノロノロ運転は実に単調で、誰かにかわって欲しいと思う人は少なくないはず。欧州の自動車メーカーであるボルボは、そんなドライバーのニーズに対応した自動追従システム(渋滞支援システム)を開発し、公道での実証走行テストをスタートさせた。2014年には市販車に搭載する予定という。

ボルボが開発したシステムは、50km/h以下で作動し、同一レーンの前方車両に自動で追従するもの。車載カメラによる前方映像とミリ波レーダーで前方車両を認識して追従する。日本で市販車に搭載されている車速・車間維持システム(ACC)も同様の仕組みだが、基本的にはブレーキとアクセル操作だけ。ボルボのシステムでは、自動でハンドル操作も行うようにした。想定しているのは、市街地で多い混雑渋滞。渋滞の車列内でハンドル操作や速度調節をクルマが自動で行うことで「単調なノロノロ運転を、よりリラックスした時間へと変えてくれます」。

ボルボは、高速域での自動追従システムの実証テストを高速道路で行っているが、今回のような中・低速域のシステムの市街地における実証テストは初めて。高速道路と違い、市街地では歩行者や自転車の飛び出し、交差点の通過といった要素が存在する。このため、システムには一層の信頼性が求められるとともに、事故が起きたときの最終的な責任はドライバーにあるため、高度化された運転支援のあり方について、今後、議論が深まりそうだ。

(2012年10月30日 編集部 徳永智)

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