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2040年にロボットカーによる自動運転は全体の75%に…IEEEが予測



ロボットカーに搭載されたレーザレーダーで測定された周辺の立体断面画像。中心の白点が自車位置となる。照射したレーザーの反射を利用して距離や対象物の性質を測定し、演算処理で立体的な地形情報を生成する。


米国電気電子学会(IEEE)は、2040年までに、道路上を走行する車両の75%を、人の運転に頼らない自律走行が可能なロボットカーが占めるとの予測を発表した。ロボットカーは、日米欧など先進各国で開発が進められているが、最近では道路インフラに依存しない自律型のロボットカーが登場。高度交通システムの構築が不要で、既存の道路ネットワークを使用することができることから、ロボットカーによる自動運転の普及が急速に進むと見ている。

これまでの人類の歴史のなかで、陸における自動運転は、専用軌道や専用道路などの利用を前提としてきた。しかし、現在、日米欧で開発が進んでいる自律走行型のロボットカーは、特別な道路インフラの整備をせずに混合交通に参加できることが目指されている。

各国で進められている開発コンセプトや基本的なシステム構成はほぼ共通している。車載カメラとレーザレーダーで周囲の交通状況や道路構造を把握、これに高精度のGPSによる位置情報と地図情報を組み合わせ、自律走行アルゴリズムにより、目的地まで安全かつ正確な走行を行う。他の車両はもちろん、人や動物、モノ(障害物)を認識して、回避または相互に譲り合って走行することができる。米国では、インターネット大手のGoogle社が開発したロボットカーが専用ナンバープレートを交付されて公道を無人走行しており、実用段階にきている。

このようなロボットカーが普及すると、交通事故の減少や交通流の最適化などが図られる。電車やバスなどを利用する際に免許が不要であるのと同様に、人による“運転”そのものが不要になることで、免許制度の大幅な簡素化も可能になるとする。

(2012年9月21日 編集部 徳永智)

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