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クルーズコントロールで渋滞解消…国が実証テストを検討


レーダーやカメラで前車との車間距離を測定し、自動で車間を維持するクルーズコントロール。すでに多くの市販車で導入されている。このクルーズコントロールの仕組みと、路側から配信する道路交通情報を組み合わせて、渋滞を解消する取り組みが計画されている。国土交通省は、ITSスポットサービスをつかったレーン誘導や車間距離制御の実証テストを検討、来年度の概算要求に関係予算を盛り込んだ。

ETCと同じ周波数帯のDSRCを利用して今年から全国でサービスを開始したITSスポットサービスでは、高速道路を通行する車両に対して、渋滞情報や落下物などの危険物の情報をリアルタイムに配信している。このITSスポットサービスを活用して近い将来の実用化を想定しているのは、高速道路での渋滞対策だ。

高速道路での渋滞の約6割は、サグ部と呼ばれる勾配の変化地点で発生しているという。上り坂で自然と速度が落ちることが渋滞発生の引き金となるからだ。新しい取り組みでは、この路側から配信される情報を元に、空いた車線へのレーン誘導や、クルーズコントロールで走行している車両に対してサグ部で車間距離を自動で縮めることなどを検討している。ITSスポットサービスは、現状では対応したカーナビに警告情報を表示するなどドライバーに注意を促すだけだが、クルーズコントロールを活用した新しい取り組みが実現すると、外部情報に基づく車両の制御という新しい領域に踏み込むことになる。

(2011年11月16日 eJAFMATE編集部 徳永智)

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