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エコカー補助金打ち切りで新車販売に急ブレーキ


(社)日本自動車販売協会連合会が1日に発表した9月の新車販売台数(登録車)は27万8283台で、前月に比べて約1万台増えたものの、前年同月は下回った。新車販売台数が前年同月を下回ったのは実に14ヶ月ぶり。これまで常に前年を2〜3割程度上回る好調が続いてきたため、エコカー補助金の打ち切りで、新車販売に急ブレーキがかかったといえそうだ。

新車(普通車)販売に対して、軽自動車と中古車市場は比較的元気だ。

9月の軽自動車(四輪乗用車)の販売台数は12万2380台で、前月から台数で2万台の増加。前年同月と比べても上回っている。トヨタは先月下旬、ダイハツの軽自動車を2011年秋以降にトヨタブランドとしてOEM販売すると発表した。市場における軽自動車の割合増を受けてのこと。

中古車は、8月の販売台数が29万5588台で、前年同月を7.8ポイント上回っている。中古車の月間販売台数が前年を上回るのは、2008年9月以来、実に2年ぶりで、エコカー補助金の終了による影響を端的に示した。

ただ、軽自動車販売の堅調さと中古車市場の回復傾向は、それまで新車の普通車に流れていた客が戻ってきているに過ぎず、今月以降本格化すると見られる新車販売の落ち込みをカバーするにはいたらないものと思われる。

新車販売の落ち込みは、景気調査にも影響を与えている。内閣府が8日に発表した9月の景気ウォッチャー調査では、景気動向指数が前月比3.9ポイント低下の41.2となり、二ヶ月連続の低下となっている。エコカー補助金の終了による販売台数の落ち込みに加え、円高で輸出環境が悪化していることも原因となっている。

(2010年10月 8日 eJAFMATE編集部 徳永智)

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