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関越と中央、東名を結ぶ外環の練馬〜世田谷間、トンネル方式で着工へ


東京外郭環状道路(外環)で未着工の練馬〜世田谷間が着工に向けて動き出した。4月27日に開催された国の諮問会議で、外環を含む4区間が基本計画路線から、国土交通大臣の判断で着工が可能となる整備計画路線に格上げされたため。今後、国は関係者間で協議を行い、早ければ今年度中にも事業計画を決定する。

外環は、昭和41年に高架方式で計画が決定されたが、周辺地域の反対から4年後の昭和45年にいったん凍結、その後、協議が進められてきた。平成19年には従来の高架方式から、地下40メートルの大深度地下にトンネル方式で建設する形で計画が変更され、あわせて環境保全等についての対応を条件に、早期事業化に対して周辺地域から一定の理解が得られた。

計画路線は、大泉JCTから中央JCT(新)を通って東名JCT(新)までの延長16km。設計速度80km/hの全6車線で関越、中央、東名、外環を相互に結ぶ。今年度中に完成予定の山手トンネル(首都高中央環状線)と同じく、シールドマシンによる掘削によって全線トンネルで建設する。事業費は概算で7640億円。完成予定はいまのところ未定。

開通すると、都心部への流入車両が減少することで首都高速や平行する環状8号線の渋滞緩和が見込まれる。国の試算では、首都高の交通量は約2割減、環8の交通量も約1〜2割減少するという。関越から東名に向かう場合、現在では環8経由で約40〜100分かかっているのが12分程度に短縮されるという。また、周辺道路での交通量が減少することで生活道路での事故の減少や、渋滞が緩和されることで大気汚染の軽減も期待される。開通による経済効果は、年間約3000億円と試算されている。

(2009年4月30日 eJAFMATE編集部 徳永智)

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