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12月から電動アシスト自転車の補助率引き上げへ


12月1日から施行される道路交通法施行規則の改正により、電動アシスト自転車の補助率が引き上げられることとなった。

補助率とは原動機が人の力を補う比率のこと。例えば人の力1に対して原動機で1の補助をする“1:1”の状態であれば、補助率は1となる。従来この補助率は最大1までと規定されていた。それが今回の改正で最大“1:2”の状態、補助率2までの引き上げが可能となった。補助率が1から2へ増したことで、補助する力が倍増したかのように感じるが、これはよくある誤解。実際に原動機が人の力をアシストする割合をみれば、最大50%→66.7%の引き上げに相当するので、1.334倍のパワーアップになる。

電動アシスト自転車の原動機は、発進時や登坂時に人の力を補助をするためのもので、自転車の高速走行を実現するものではない。そのため、自転車の速度が上がるにつれて補助率は減衰するように規定されている。これまでは15km/hまで補助率1でアシスト、それより速くなると補助率は徐々に減衰し、24km/hで補助率0となるよう規定されていた。最大補助率が2に引き上げられた電動アシスト自転車では、この動きにも変化が見られ、10km/hまで補助率2でアシスト、それより速くなると補助率は徐々に減衰し、24km/hで補助率0となる規定となった。発進時や登坂時のアシストが力強くなるのはもちろんのこと、15km/h地点でも補助率は1.2〜3程度あるので、15km/h〜24km/hの通常走行時も若干楽に走れる設定だ。

子供を乗せる機会の多いママや、足腰に負担を掛けたくないお年寄りにとっては、自転車の発進時や登坂時のふらつきはとても心配なもの。今回の改定を受けて登場する電動アシスト自転車が、そんな時の強い味方となってくれることを期待したい。

今のところ、この改定に準拠した新モデル登場の情報はないようだが、各社とも当然検討段階にある。これから電動アシスト自転車の導入をお考えの方は、この12月の道交法改正を視野にいれておくべきだろう。

(2008年10月15日 eJAFMATE編集部 若松哲史)

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