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首都高、新宿―池袋間が開通 C1迂回で渋滞緩和に期待


首都高の中央環状線(C2)新宿―池袋間が、今日、12月22日16:00に開通した。開通に先立ち、同区間の中野長者橋出入口付近のトンネル内で開通式が開催された。近年有数の巨大道路プロジェクトにふさわしく、式典には冬柴国土交通大臣や菅原東京都副知事のほか、イメージキャラクターを務める俳優の近藤真彦氏など多数の来賓が参列、参列者は式典後には車列を連ねての“走り初め”で待望の開通を祝った。


冬柴国土交通大臣や近藤真彦氏ら来賓者がテープカット

緊急車両の先導で“走り初め”をする来賓者の車列

式典が行われた中野長者橋出入口の様子

同区間は総延長6.7キロの区間が全線トンネル構造となっており(「山手トンネル」と命名)、工事期間は16年、総事業費は4600億円という巨費を投じて建設された近年有数の巨大道路プロジェクト。東京都心を周回する中央環状線(C2)の西側部分として、中央道を利用する車が東京都心を迂回できるバイパスの役目を果たす。首都高速道路株式会社の試算では、今回の開通によって、首都高全体でピーク時の渋滞の約二割が削減できると期待、一例として、中央道の高井戸から常磐道の三郷までの所要時間は、ピーク時の約90分から約60分へと30分短縮できるとしている。渋滞緩和による経済効果は年約930億円、削減できる排出ガスの量は二酸化炭素が年約6万トンなどと試算されている。

都心迂回という目的のため、同区間では流出入の方向が制限されている。池袋から新宿に向かう場合、4号新宿線と接続する西新宿JCTでは、中央道方向にしか進入できず、都心の新宿方向には向かうことができない。また、逆も同じで、新宿から池袋に向かう場合には、5号池袋線と接続する熊野町JCTでは、池袋方向に向かうことができない。注意が必要なのは、熊野町JCTより都心側に手前から5号池袋線を通って同区間を利用したい場合。この場合にも同区間の利用はできない。このため、従来通り、都心環状線(C1)を利用するか、山手トンネル西池袋入口から同区間を利用する以外にはない(詳しくは下図を参照)。

中央環状線(C2)では、同区間に続き、新宿―渋谷間、渋谷―目黒間の工事を進めている。新宿―渋谷間は二年後の平成21年、渋谷―目黒間は六年後の平成25年の完成を予定している。特に新宿―渋谷間が完成すると、今回の新宿―池袋間と共に、東京都心の渋滞に最も大きな影響がある中央道と東名道のバイパスが完成することとなり、大きな渋滞緩和が期待される。

(2007年12月22日 eJAFMATE編集部 徳永智)

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