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トヨタ、非接触充電システムの実証実験をスタート



実証実験用に設置された非接触充電システムと試験用のプリウスPHV。(写真=トヨタ自動車)

電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHV)への充電で、ケーブルなどを使わず、車両と充電器とが離れた状態でも充電が可能な非接触充電システム。トヨタがシステムを開発し、今月から愛知県内で実証実験をスタートさせる。

非接触充電システムは、車両側と充電器側の相互にコイルを設置し、2つのコイル間で電気をやりとりする。車両を指定場所に止めるだけで充電が可能になるため、現在、主流のケーブル方式に比べ、充電作業が簡略化できるほか、器具を扱わないので人為的なミスも防げるなど利点が多く、充電式の電動車両の利便性向上に大きく貢献できると期待され、各社で研究開発が進められている。

今回、トヨタが開発したシステムは、従来の電磁誘導を利用する方式ではなく、磁界共鳴現象を利用したもの。従来の方式よりも電気の伝達距離を長くしたり、効率が高いなどの特徴がある。周辺への電磁波の影響を抑制し、路面に設置した送電側のコイルも車両の乗り上げに耐えらるように設計し、実用化をふまえた仕様とした。

試験用の車両はプリウスPHVで、車両後部底面に充電用のコイルを搭載し、充電コイルへの位置合わせをガイドする機能をパーキングアシストに盛り込んだ。およそ90分で満充電が可能だという。

実証実験は車両3台を用い、一般のモデルハウスを対象に、当面、1年間実施する予定。日常的な使用での駐車位置のズレ量を計測するほか、充電頻度やタイマー充電の利用などについてデータを収集し、商品化に反映させる。

(2014年2月14日 編集部 徳永智)

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