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あと20年でアクセルもペダルもない車に!?



先日、Googleがお披露目したロボットカーのコンセプトモデル。ハンドルもペダルもない、“人がただ座るだけでOK”の乗り物。多くの関係者は、そのような乗り物が主要な移動手段となる世界があと20年もすれば到来すると考えている。(photo by Google Inc)

世界最大の電気工学に関する学術団体であるIEEEは、自動走行が可能な次世代自動車に関するヒアリング調査を実施し、その結果を公表した。それによると、次世代自動車の実用化に際しては、技術的な課題はすでにほとんどないことや、自動走行可能な量産車が生産されるのは遠い将来ではないこと、また、それら量産車は2035年の時点でハンドルやペダルもないものになっているなどの予測を関係者らが共有していることが明らかになった。

アンケートは、6月に北米で開催されたIEEE主催の次世代自動車シンポジウムの出席者やIEEEのITS部門に参加する専門家や技術者、行政機関や各種法人のメンバーなど、直接・遠隔含めて200人以上に対して実施。次世代自動車の普及に妨げとなる障害や未来の自動車の姿、自律走行の技術開発の課題などについて回答を得た。

周辺の交通環境を認識し、自律的に走行が可能な次世代自動車。その開発には技術的な進歩が必要で、最も重要な技術としては、センサ技術やソフトウェア、高度運転支援システムなどが挙げられる。これらはすでに大半が実用化の域に達しており、アンケートでも、技術的な点だけでなく、コストやインフラの点でも、次世代自動車が普及するにあたって大きな障害とはならないという考えが一般的だった。自動走行には、道路があるすべての場所を対象とした3D化されたデジタル地図の整備が求められるが、これらのデータについても、多くの関係者が今後15年以内に実現すると予測した。

一方で、普及の障害になるとされたのは、自動走行中の事故責任の所在をどこに求めるかといった法的責任や、国や地方政府の自動走行に対する規制などの政治面、さらに消費者にどのくらい受け入れられるかといった点で、既存の社会体制への受容の仕方を早急に模索する必要性を示す結果となった。

将来の次世代自動車がどのような姿になるのかについてもアンケートを行った。多くの回答者が2030年までに量産車からバックミラー、クラクション、サイドブレーキがなくなると回答し、2035年にはハンドルやアクセル、ブレーキといったペダルもなくなると回答した。

(2014年7月18日 編集部 徳永智)

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