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スズキ「ワゴンR」改良…燃費アップ&先進安全システム対応



マイナーモデルチェンジしたスズキ「ワゴンR」(写真は「FX(セットオプション車) パールホワイト」スズキ株式会社提供)。

スズキが主力モデルの「ワゴンR」を一部改良して販売を開始した。燃費アップに先進安全運転支援システムに対応するなど、充実させた。

エンジンの摩擦抵抗の低減、空気抵抗の低減などにより、燃費性能を向上させた。軽ワゴンではトップとなる30.0km/L(JC08モード)の省燃費性能を達成。装備面では、衝突被害軽減ブレーキや誤発進抑制機能、後続車へ急制動を知らせるエマージェンシーストップシグナル、車両走行安定補助システムといった先進安全運転支援システムに、CVTモデルすべてでメーカーオプション対応した。車両本体価格はほぼ据え置き。先進安全運転支援システムのオプション(「レーダーブレーキサポート」)の価格は4万2000円。

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軽自動車の競争が激しい。ハイブリッド車なみの省燃費に先進安全運転支援システムの採用など、各社ともに性能と装備の充実を競っている。今回、マイナーモデルチェンジしたスズキのワゴンRは、昨年9月にフルモデルチェンジしたばかり。燃費向上のために、強化したアイドリングストップ機構と蓄冷材を採用したエアコンといった斬新なシステムを採用してお目見えしたが、1年を経ないうちに、さらなる燃費のアップと装備強化を迫られた形だ。

これは、最近の軽自動車の分野における競争激化を反映してのことで、今回のワゴンRのマイナーモデルチェンジは、これからの軽自動車が備えるべき“標準”が、おおよそどのようなものであるのかを、事実上、決定づけたともいえそうだ。すなわち、燃費はハイブリッド車も顔負けの30km/hの大台がひとつの目安であり、先進安全運転支援システムへの対応有無も消費者の車選びにとって重要なポイントになる、ということだ。

ワゴンRに関して言えば、網羅すべきことはすべて網羅した…ともいえるぐらいの対応であり、むしろ今後の“伸びしろ”をどう確保していくのかが問われそうだが、今回のワゴンRの対応を受けて、これから登場する軽自動車は、上述の2条件――燃費30km/L台と先進安全運転支援システムへの対応――を満たすことが求められることになりそうだ。

(2013年7月16日 編集部 徳永智)

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