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光岡新型雷駆T3を発表 その正体は…



雷駆-T3に乗って報道陣の撮影に応じる光岡自動車の光岡進会長(左奥)とユアサM&B株式会社の松田憲二社長(右手前)

光岡自動車ではユアサM&Bと共同で新しいタイプのEV(電気自動車)を開発した。その名も「雷駆-T3」。雷駆と言えば三菱のi-MiEV(アイ・ミーブ)をベースにした光岡初のEV。乗車人数は5名で、小型自動車登録している点に特徴がある。その雷駆の名を冠した新しいEVということで期待がふくらむ。

お披露目されたのは、なんと三輪トライクのEV。「T3」とはトライク(3輪)のことだったのだ。ではなぜ「雷駆」なのだろうか?小型自動車とトライクでは大きな違いがあるように思うが、そこは光岡のこだわりが見てとれる。光岡では電気の根源を雷に求め、雷から作られた電気で走るクルマを「雷駆」と呼んでいる。つまり、「雷駆」=EVということになる。

全長2450ミリ×全幅1070ミリ×全高1130ミリ。通常のトライクに比べ小振りな作りにすることで、高齢の方でも手軽に使える小回りのきく業務車輌というコンセプト。乗車定員は2名、最大積載量は120キロ(2名乗車の場合は60キロ)、最小回転半径は2メートル以下。バッテリーはリチウムイオン電池を使用、家庭用の100〜200V電源で充電が可能で、充電時間は約6時間。1充電での航続距離は約60キロ(時速40キロの定地走行の場合)、最高速度は時速60キロ。

3輪というとどうしても車体が不安定になるが、重量のあるバッテリーを車体後部に設置したことで安定感が増し、旋回性能にもすぐれた小回りのよさを実現している。

後部の荷台は1平方メートルを確保。様々な業務で多彩にアレンジできるような基本車輌を目指している。光岡による活用案として、街中でよく見かけるお弁当などの移動店舗、新聞や乳製品などの配達、宅配、レジャー施設やテーマパークでの巡回車、街路清掃作業車などが挙げられた。

また、雷駆-T3に搭載予定のリチウムイオン電池には蓄電性能も備える予定。オプションのインバーターを使えば3LDKの一般家庭における一日分の電力(冷暖房、冷蔵庫、テレビなど)をまかなうことが可能で、スマートグリッドへの道も拓ける。

まさに次世代EVとも言える雷駆-T3だが、今回は発売前に3ヶ月程度実証試験に協力してくれるモニターを募集している。光岡所有の4台、ユアサ所有の2台、ベンチマーク1台の計7台を無償で提供、後日走行記録とアンケートに答える。なお、対象は法人のみ。申込み受付開始は8日(金)から、モニター開始は9月から3ヶ月を予定。このモニター試験の結果をふまえ、必要なもの、必要ないものをさらに精査して商品化に結びつけていく。発売時期は未定だが、光岡では今年度中の発売を目標としている。

モニター募集要項やその他詳細は下記を参照のこと。

(2011年7月 7日 編集部)

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