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日産リーフのレーシング仕様車がルマンでデモ走行へ


今週末にフランスで開催される第79回ルマン24時間レースで、日産の電気自動車(EV)「リーフ」をベースにしたレーシング仕様車がデモンストレーション走行する。

日産とニスモが開発した「NISSAN LEAF NISMO RC(リーフRC)」は、リーフと同様のプラットフォームを利用したレーシングマシン仕様のEV。高性能のリチウムイオンバッテリーと高出力の電気モーター、制御装置などを搭載し、ボディには軽量のカーボンファイバーを採用した。車両重量は、市販車のリーフに比べて約40%も軽量化されているという。0-100km/h加速は6.85秒、トップスピードは約150km/h。レース環境では、フル充電で約20分間の走行ができるという。


5月に千葉県袖ヶ浦で行われたリーフRCのテスト走行の様子。

フロントを分割した様子。ルマンでのデモ走行では白とブルーを基調にした塗装でお目見えする予定。

このリーフRCは、本格的なレーシングマシンとして設計、組み立てられたが、あくまでもプロトタイプ。国際自動車連盟(FIA)は、EVをつかった排ガスもエンジン音もないクリーンなレースについて、早ければ2013年にも開始することを検討しているが、車両の仕様はもちろん、レースの具体的なあり方もまだ決まっていない。そもそもEVの場合は単にスピードを競うだけでなく、“何をどのように競うのか?”から考える必要さえありそうだ。そのようななかでの今回のリーフRCによるデモ走行は、EVとレースのあり方を模索させる時代のスタートを告げる象徴であると同時に、モータースポーツの100年の歴史にとっても新たな幕開けを告げる記念すべきイベントにもなりそうだ。

(2011年6月 7日 eJAFMATE編集部 徳永智)

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