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光岡自動車から「おくりぐるま」が登場


先日、日本映画として始めてアカデミー賞外国語映画賞を獲得した映画「おくりびと」。死者の旅立ちの手助けをする「納棺師」という職業を通して、人の死と、そこから見出される生を描いたヒューマンドラマだ。このような極めて日本的な題材が、世界に高い評価をもって受け入れられたことは、なんとも喜ばしいことだ。普段の暮らしの中ではつい見落としがちな、日本的な心の機微というものの中に、実は世界に通じる普遍的な要素があることを再発見する思いだ。


この「おくりびと」の快挙に合わせたのか、絶妙なタイミングでの発表となったのが、光岡自動車の新型特装車「ミツオカリムジンtype2-04」、通称“おくりぐるま”だ。そう、死者を“おくりだすくるま”すなわち霊柩車である。光岡自動車は、15年前から霊柩車の輸入販売を手がけ、7年前からは、寄寓にも「おくりびと」の舞台である富山県において、オリジナルでの霊柩車の特装を手がけてきた。今回の“おくりぐるま”は、従来の霊柩車と比べて一味違うアドバンテージがあるという。

まずは取り回しのよさである。従来は全長7,000mm前後がスタンダードであった霊柩車だが、この新型は5,140mmと、実に2メートル近く短くなっている。思い切った仕様変更だが、近くで見ても、その品格や重厚さは決して軽減した感じはしない。むしろ、入り組んだ都会の住宅事情などを鑑みると、従来のものが長すぎたのかもしれないと感じるほどだ(もちろん、ちゃんとお棺は足まで入る)。

もうひとつはベースをカローラフィールダーとすることで、ランニングコストの低減と安心のメンテナンスを実現したこと。さらに同社は、これまでの霊柩車と比べて長期化した耐久年数を見据え、機関系統のメンテナンスと内外装の適時リフォームに応える体制も整えたという。参考までに価格は522万9000円〜558万6000円(税込)となる。

(2009年2月25日 eJAFMATE編集部 若松哲史)

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